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防災ラジオ1197 [天気が転機]

『富士山を探せ!』 

 

RKK熊本放送『防災ラジオ1197』という防災に関する特別番組に、スタジオゲストとして出演します。

期日:6月26日(火)12:10~13:00

ゲストとして出演するのは初めてですし、放送時間50分も未体験ゾーン。

でも、8月からは気象予報士講座の講師として、毎回3時間話すわけですし、これぐらい軽くこなさないといけないですね。

番組では、54年前に熊本市などに大きな被害を与えた6.26水害。その教訓や最近話題となっている局地的集中豪雨や都市型水害への対応などについて紹介します。

 

きょうは番組で話そうと思っている内容をダイジェストで、チラ見程度に…。

近年、温暖化や都市化の影響で集中豪雨が増えています。 雨量の統計は熊本では1891年から110年ほど行われていますが、一時間の最大雨量の記録は上位10位までの内、ここ20年で6回を占めているのです。 昨年626日には54年前の大水害とまったく同じ日に、熊本市で1時間に865ミリの大雨が降りましたが、これが過去最大の1時間雨量の記録を塗り替えています。

 

大雨で最も怖いのは、1時間に30ミリを超えるような激しい雨が降るときです。降り始めからの雨量が150ミリを超えるときも危険信号。地面が水分を含み、少ない雨でも土砂災害の可能性が有ります。また、山沿いで大量に雨が降り、流れ込んできた平野部の河川が増水している所に都市部で大雨になると河川の氾濫の可能性が高まります。雨は自分の上に降っているかどうかだけではないのです。

 

熊本ではこの6月下旬と梅雨末期の7月中旬が特に大雨になることが多いため、天気予報などの情報にいつも以上に注意してほしいと思います。事前に家の周りの側溝を掃除して水はけを良くしたり、土砂崩れの危険がある場所を把握しておくこと。また、避難場所なども確認しておく必要があります。 災害時に大切なのはまず慌てずに情報をきちんと把握すること。電気が止まったときのために、携帯ラジオは必ず持っておいて下さい。

 

天災は防ぐことができませんが、被害を最小限に抑えることは人々の努力でできます。それには近所の人同士が助け合うことも非常に重要となります。

 

都市にお住まいの方、お隣の人の顔は分かりますか?

 

詳しくは、6月26日(火)12:10~13:00 RKK1197Hzをお聴き下さい。

 

 

 


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